FlxState
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FlxState
FlxStateは、基本的なゲームの「状態」オブジェクトです。 例えば、シンプルなゲームにおける、メニュー状態やゲームプレイ状態などに使用します。
フィールド
persistentUpdate:Bool = false: 非アクティブ状態での更新フラグ
例えばゲームStateの前面にメニューStateを表示した場合は、ゲームStateを停止したいはずです。 デフォルトは`false`なので、通常は非アクティブ状態の場合、ゲームStateは一時停止します。 もしRTSなど、メニューStateを表示してもゲームStateを止めたくない場合、このフラグを`true`に設定します。
persistentDraw:Bool = true : 非アクティブ状態での描画フラグ
例えばゲームStateの前面にメニューStateを表示した場合でも、その裏でゲームStateを描画し続けたいはずです。 このフラグが`true`であればメニューStateの裏でゲームStateが描画され続けます。 デフォルトは`true`なので、非アクティブ状態でもされ続けます。 もしこれがパフォーマンス低下の原因となる場合、このフラグを`false`にすることで改善できる可能性があります。
destroySubStates?:Bool = true : サブStateも一緒に消すかどうか
サブStateの生成に時間がかかる場合、これを`false`にして常駐化し初期化コストを下げることができます
bgColor:Int : 背景色。AARRGGBBフォーマット
subState:FlxSubState : サブState
サブStateにさらにサブStateを設定して入れ子にすることもできます
メソッド
create() : 生成
ゲームエンジンが正常にStateを切り替えた後、このメソッドが呼び出されます。
- 必ずゲームStateの初期化やセットアップは、このメソッド内で行うようにしてください。-- コンストラクタで初期化を行うと、予期できない不具合が起こり得ます。
- 戻り値 : Void
draw() : 描画
openSubState?() : サブStateを開きます
- 引数
- SubState?:FlxSubState : 呼び出すFlxSubState
- 戻り値 : Void
closeSubState?() : サブStateを閉じます
- 戻り値 : Void
resetSubState?() : サブStateをロードします
- 戻り値 : Void
destroy() : 破棄
- 戻り値 : Void